あなたは以下のような悩みを抱えていませんか?
「何かあればすぐに落ち込んでしまう」
「メンタルが弱い自分が嫌だ」
「メンタルを強くして社会から必要とされたい」
メンタルが弱いと自覚していることで、多少生きづらさを感じることもあるでしょう。
しかし、メンタルが弱いことは決して恥ずかしいことではありません。
あなたにしかない強みもあるのです。
ここではメンタルを強くする方法をお伝えし、あなたの強みを活かせる環境で今よりももっと楽に生きられる方法を提案します。
1. メンタルが弱い人が辛いときにメンタルを強くする14の対処法
仕事や恋愛の人間関係が上手くいかずに落ち込んだりしたときに、気持ちを前向きにしてメンタルを強く持つための方法をご紹介します。
1-1.うまくいっている自分を想像する
現状がうまくいっていなくても、あなたの努力次第で未来は変えることができます。
今と同じ状態が永遠に続くことはありません。
未来の明るいビジョンを想像してみましょう。
例えば「国家資格試験に合格したあとは、好きな仕事を楽しくしている」など自分の望む未来を想像することで、前向きな気持ちになれます。
1-2.ネガティブな言葉をやめポジティブな言葉を使う
普段から「どうせ自分なんて」「何をやっても無駄だ」などといったようなネガティブな発言をしていませんか?
嫌なことがあったとしてもネガティブな言葉は発しないように習慣づけることが大事です。
「全てうまくいっている」「自分は本当に運がいい」「ワクワクする」などのポジティブな発言に切り替えるようにしましょう。
「いい言葉」にはプラスのパワー、「後ろ向きな音葉」にはマイナスのパワー。
言葉通りの未来が待っているとしたら、あなたはどちらを選びますか?
1-3.何が起こっても感謝する
どんなことが起きても感謝する習慣をつけましょう。
現状を肯定的に受け入れることができます。
嫌なことがあっても「この経験によって私は成長できるんだ」と思う習慣づけにもなります。
何があっても「おかげさま」という感謝の気持ちを忘れないでください。
1-4.ネガティブな情報源からは遠ざかる
テレビやSNSを見ていると、こちらが望んでいないのにネガティブな情報が入ってきます。
事故や災害など世界各地で起きているニュースを毎日のように目にしている人も多いのではないでしょうか。
そういった情報は、危機管理意識を持てるという点では大事です。
しかし、毎日そういった情報に触れていると、身体の緊張状態が続いてしまいます。
前向きに明るく生きていくためには、そういったネガティブ情報とは距離を取るようにしましょう。
1-5.自分にとって建設的なことをする
明るい未来を切り開くには努力は必要不可欠です。
他にやりたい仕事があるのであれば、セミナーを受けたり、資格試験の勉強をするなど自分にとって建設的なことをする習慣をつけましょう。
また、食事はあなたの身体を作り上げる土台となるので、健康的な食生活にも注意しましょう。
1-6.失敗は成功のもとであると意識する
成功した人の多くは、最初から成功したわけではありません。
何度失敗を重ねても、そこから這い上がって努力を続け、成功を掴んでいます。
失敗の積み重ねの先に成功があるのです。
今日あなたが失敗したことも、それは未来の成功のために必要な過程なのです。
そのことを意識して、失敗を恐れずに毎日を過ごしましょう。
1-7.とりあえず寝る
本当に辛くて何もやる気にならないときは、思う存分寝ましょう。
十分な睡眠を取ることで脳がスッキリし、活力もみなぎります。
「睡眠の役割は決して1つではない。むしろ脳と身体の両方にたくさんの恩恵をもたらしている。身体の臓器であっても、脳の機能であっても、すべてが睡眠によって最適化されているのだ」
「とりあえず寝て、それからのことは起きてから考えよう」くらいの心構えでいると気持ちが楽になります。
1-8.時には割り切るのも大事
人生には時にはどうしようもないこともあります。
例えば、あなたが好意を寄せている人に告白したけれど、振られてしまった場合を考えてみてください。
人の気持ちは、変えるのは難しいです。
いつまでもその人に執着していても前には進めません。
そういった時には、割り切って「他に良い人を探そう」と新しい出会いを求めるのが良いでしょう。
1-9.環境を変える
職場の人間関係が上手くいかないと悩んでいる人も多いでしょう。
人間関係で悩んだ時には、思い切って転職をして環境を変えるのも一つの手です。
職場というものは1日の大半をそこで過ごすため、人と人との関わりはとても重要になります。
新しい環境に飛び込むことも視野に入れてください。
1-10.手放してみる
生きていくのが辛くなる要因に執着心があります。
「自分はこうあるべき」「こうしていたい」など自分のなかのこだわりを手放せずにいると、どんどんと生き辛く苦しくなってきます。
ストレスなく生きていくためには、このような執着心を捨てることも一つの選択肢です。
「何も持たないからこそ、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができる」
引用:「ぜんぶ、すてれば」
1-11.過ごしやすい環境に身を置く
人は自分が心地よいと感じる場所にいるときに、幸せを感じるものです。
読書が好きな人であれば、静かなカフェや図書館に居心地のよさを感じ、音楽が好きな人であればライブハウスが心地よい空間になるでしょう。
自分がどのような空間に心地よさを感じるのかを今一度考えて、過ごしやすい環境を見つけると世界が変わります。
1-12.とにかく自分を褒める
自分ができない点を見つけるより、自分ができた点を見つけて褒めましょう。
「自分には褒められるところなんてない」という人であっても、探せばきっとみつかります。どんな小さなことでもいいのです。
「今日は早起きして30分早く職場に着くことができた」「資格試験の勉強を1時間集中してできた」「昨晩作った、かぼちゃの煮付けが美味しいと言われた」など日常生活のなかで自分のできたことを見つけて褒める習慣をつけましょう。
1-13.筋トレをする
筋トレをするとテストステロンというホルモンが分泌されます。
このホルモンが少ないとやる気がなくなったり、落ち込んだりといったメンタルへの影響が現れるのです。
筋トレをすることでやる気や意欲が向上し、さらに体型もたくましくなるため、自分に自信がつき、好循環になります。
1-14.自分を厳しい場所においてみる
時には自分を厳しい環境に置いてみることで見えてくるものがあります。
例えば、東南アジアの国に一人で旅行に行ってみるなどです。
普段とは違った価値観の環境に身を置くことで、日本にいた時には気付けなったことが見えてくるかもしれません。
そのような経験によって感謝の気持ちが芽生え、前向きに生きることができます。
2.メンタルが弱い人の特徴7つ
メンタルが弱い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
2-1.繊細である
メンタルが弱い人は繊細であるため、周りの人や環境に対して敏感です。
また人の感情を察しやすいため、疲れやすいといえます。
2-2.自己主張が苦手
周りに遠慮しがちなため、自分の意見をはっきりと言うのが苦手です。
2-3.ネガティブで自己肯定感が低い
自分に自信がてないことで「どうせ自分なんて」というネガティブ思考に陥りやすいです。
そのため、自己肯定感が低く自分を否定的に捉えてしまいます。
2-4.プライドが高い
メンタルが弱い人は、周りからの評価を気にする傾向にあり、「周りの人にもっとよく思われたい」と言う思いが強くなり、プライドも高くなりやすいです。
2-5.心が優しい
何か失敗をするとその原因が他人ではなく自分にあると思い自分を責める傾向にあります。
その結果、自分を精神的に追い込んでしまうこともあるのです。
メンタルが弱い人は他人を強く叱責することの少ない、心が優しい人であると言えるでしょう。
2-6.ストレスを溜めやすい
職場等の人間関係においてストレスを溜めやすい傾向にあります。
また、職場内で他人が叱責を受けているときでも、他人への共感力が強い分、ストレスを感じやすいです。
2-7.自分と他人を比較してしまう
自己肯定感が低いと、自分の悪い面ばかりに目がいってしまいます。
そして「あの人は○○なのに、私は△△だ」といったように他人と自分を比較して落ち込んでしまうという悪い習慣がついてしまうのです。
3.メンタルが弱いことのメリットもある
メンタルが弱いことは悪いことばかりではなくメリットも存在します。
3-1.他人に寄り添うことができる
人の感情を敏感に察知することに長けているため、他人に共感し寄り添うことができます。
3-2.丁寧に仕事をする
普段から周りをよく観察しているため、細かい点にも気がつきやすいです。
そのため、仕事を丁寧にこなし、何か違和感があってもすぐに気づくことができます。
3-3.想像力が豊かである
メンタルが弱い人は「こんなトラブルが起きたらどうしよう」などと万が一のことを考える癖があります。
これは、他の人と比べて想像力が豊かで、問題解決能力が高いことの現れです。
以上のようなメリットがあるので「メンタルが弱いこと」を恥ずかしく思う必要はありません。
「メンタルの弱さ」は悪ではありません。「いらないもの」なんてとんでもない。それはゴミではなくて、むしろ「強さの材料」なのです。
4.メンタルが弱い人に向いている仕事12選
ここでは、メンタルが弱い人に向いている仕事をご紹介します。
4-1.動物相手の仕事
動物園や水族館の仕事のように、動物相手がメインの仕事はメンタルが弱い人に向いてる職業と言えます。
4-2.翻訳家
高い語学力を活かすことのできる仕事です。
外国語の文章を日本語に翻訳したり、外国の映画やドラマの字幕作成などをするお仕事があり、一人で黙々と仕事をすることができます。
4-3.芸術家
メンタルが弱い人の特徴である繊細さや気分の浮き沈みを作品にそのまま投影できるお仕事です。
偉大な画家のゴッホやムンクもメンタルが弱かったと言われています。
4-4.図書館司書
図書館での本の貸出しや返却、本の整理などの業務を行います。
図書館という静かな環境下でのお仕事なので、ガヤガヤしているところが苦手という方にもおすすめです。
4-5.プログラマー
プログラマーはプログラミングスキルを身につけるのが大変ですが、仕事によってはリモートワークが可能で、自由な働き方ができます。
IT分野は今後ますます需要が高まるため、将来の不安が少ないと言えるでしょう。
4-6.Webライター
主にWeb系メディアの記事の執筆を行います。
最近ではクラウドソーシングサイトを利用して、仕事を受注する人も増えてきており、フリーランスとして自宅でも仕事が可能です。
4-7.Webデザイナー
Webサイトの設計やデザインを行う仕事で在宅でも仕事が可能です。
クライアントの要望をしっかりと汲み取る必要があるため、人が求めているものを形にする能力に長けている人に向いている仕事の一つと言えます。
4-8.動画クリエーター
動画投稿サイトに投稿するための動画を加工するお仕事で、在宅で作業が可能です。
Youtubeなどの動画投稿サイトは、最近では有名人も多く参入するなど今後ますます需要が高まってきています。
4-9.工場作業員
工場の製造ラインで仕分けやピッキングなどの作業がメインです。
あらかじめマニュアル化されている流れ作業が多いため、ルーティンワークが好きな人に向いています。
4-10.公務員
公務員といっても職種は様々ですが、失業の心配がありません。
「会社が潰れたたらどうしよう」といった心配をしなくてよいため、その点で神経をすり減らすことなく仕事に集中できます。
4-11.事務・総務
事務や総務のような仕事は、営業職とは違いノルマが課せられることが少ないです。
やるべきことが明確であるため、メンタルが弱い人でも比較的働きやすいと言えます。
5.まとめ
メンタルが弱い人は、自分の欠点ではなくメリットにしっかりと目を向けることで、自分を肯定的に見る習慣をつけましょう。
メンタルを強くする方法も存在しますが「メンタルが弱いこと」を活かして豊かな生き方をすることも可能です。
「持っていないものを欲しがって時間を無駄にするのではなく、自分の人生にとって本当に大切なものに集中しよう」
自信と誇りを持って、あなたの強みを活かせる仕事も多く存在します。
きっと、あなたの居心地の良い場所が見つかります。