内向型が生きづらい・理解されない原因とラクに生きる5つのコツ

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内向型が生きづらい・理解されない

内向型が生きづらい・理解されない

 

「内向型の性格が周りに理解されないせいですごく生きづらい…」
「どうしたら内向的な人でも快適な生き方ができるの?」

 

 

この記事では、内向型が生きづらい・理解されない原因とラクに生きる5つのコツをお伝えします。

 

 

最後まで読むことで、あなたは以下のようなメリットを得ることができるでしょう。

 

  • 内向型が理解されない・生きづらい理由がわかる
  • ストレスを溜めずに生きていく方法がわかる
  • 内向型の性質をプラスに活かせるようになる
  • 仕事ができる人間になれる
  • 内向型の短所が気にならなくなる

 

内向的な性格でも息苦しくなく生きていきたい場合には、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.内向型が生きづらい・理解されない3つの原因とは?

 

そもそも現代社会は、内向型が生きづらい・理解されない社会です。

 

なぜそんな社会になってしまっているのか?

 

 

その原因や背景は、主に以下の3つです。

 

  • 現代社会が外向型向きの社会だから
  • 内向型の特性がマイナスに捉えられてしまうから
  • 外向型は内向型を理解できないから(逆も然り)

 

 

1-1.現代社会が外向型向きの社会だから

 

内向型が生きづらい・理解されない一番大きな原因は、現代社会が外向型向きの社会だからです。

 

内向型と外向型の人口割合は、内向型が2割・外向型が8割と言われていますので、社会が外向型寄りになるのは仕方がありません。

 

 

では、外向型寄りの社会とは具体的にどんな社会なのか?

 

 

内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法」など内向型の人向けの著書を多数出版している作家スーザン・ケインは、スピーチで以下のように話しています。

 

学校や職場が外交的な人向けに作られており、外交的な人に合った刺激に満ちているのです。(中略)

 

(社会的な一般通念としては)創造性や生産性はもっぱら外交的な社交的な場から生まれるように考えられている。

 

引用:「TED」スーザン・ケインのスピーチより

 

 

たとえば学校や会社では、周りと積極的に交流・協力できる人の方が高い評価になりがちです。

 

また、幼いころから「友達100人できるかな」など、友達が多い人の方が良いという価値観も世の中に浸透していたりします。

 

 

しかし、内向的な人は、無理して周りと話さずひとりでコツコツ仕事をする方が得意だし、友達は信頼できる人が数人いれば十分です。

 

そのため、世間一般とは価値観が合わずに生きづらさを感じてしまうのです。

 

 

単に価値観が違うだけならまだしも、「周りと考え方が違う自分は、何かおかしいんじゃないか」などと、世間(外向型社会)に無理に合わせようとすればするほど自分の特性とズレが生じ、更なる生きづらさを感じてしまうでしょう。

 

 

内向型と外向型の人口割合はそう簡単に逆転するものではないので、内向型が快適に生きていくには、今の社会に無理して合わせないようにすることが大切ですね。

 

 

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1-2.内向型の特性がマイナスに捉えられてしまうから

 

外向型の人が優先される社会では、内向型の特徴でもある「団体行動が苦手」「1人で静かに作業するのが得意」などがマイナスに捉えられてしまいます。

 

 

たとえば、

 

  • 人を避けている=協調性がない
  • 無口=コミュニケーション能力がない
  • 自分から発言しない=積極性がない

 

といった感じですね。

 

 

内向型の特性もプラスに活かせば、仕事で活躍したり趣味のコミュニティを盛り上げたりすることは十分にできます。

 

にもかかわらず、外向性優位の社会ではそれが理解されないため、内向型の特性が活かせず、内向型の人が生きづらくなってしまっているのです。

 

 

なので、「内向型で積極的になれない自分が悪いんだ」などと自分を責める必要はありません。

 

内向型の人は、自分で自分の内向型の特性を活かしていくことを考えたほうが賢いです。

 

社会が変わるのを待つより、自分が変わるほうが圧倒的に早いですからね。

 

 

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1-3.外向型は内向型を理解できないから(逆も然り)

 

内向型が生きづらい・理解されない原因の3つ目は、外向型は内向型を理解できないからです。

 

外向型の人と内向型の人は、物の見方が大きく違います。

 

そのため、外向型と内向型の違いや特性などをしっかりと勉強しない限り、外向型は外向型の見方でしか物事を見れないし、内向型は内向型の見方でしか物事を見れないのです。

 

 

残念ながら、日本人の多くの社会人は月に1冊も本を読んでいないことが分かっているので、ほとんどの人が勉強すらしていません。

 

勉強している人でも、資格の勉強などやっている勉強は人それぞれですから、人間の性格や特性について詳しく勉強している人はかなり少ないと考えて良いでしょう。

 

そう考えると、ほとんどの外向型の人が内向型の人を理解できないのは仕方がないんですね。

 

 

その結果、人口が多い外向型の人から理解してもらえず、内向型の人は生きづらさを感じるようになってしまうのです。

 

 

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2.外向型社会で内向型が潰されないために欠かせない2つのこと

 

内向型の人でも、ストレスを溜めずに快適に生きていくことはできます。

 

そのための具体的な生き方をお伝えする前に、重要な考え方を2つお伝えします。

 

  • 1.内向型の特性を強みとして活かす
  • 2.できないことよりもできることに目を向ける

 

 

2-1.内向型の特性を強みとして活かす

 

理解されない現状は大変辛いものです。

 

私も経験があるのでとてもよくわかります。(ちなみに、私も内向型です)

 

 

たとえば、

 

「外向型の人のように動けない自分が悪い」

 

という気持ちになって、自分を責めてしまうこともありますよね。

 

 

でも、まずは自己否定にストップをかけることから始めましょう。

 

 

WEBで2500万回以上も再生され、ビルゲイツもお気に入りにしているという作家スーザン・ケインは、スピーチでこんなことを話しています。

 

内向的な人はもっと静かで目立たない環境にいる方がやる気になり生き生きとして能力を発揮できるのです。

 

引用:「TED」スーザン・ケインのスピーチより

 

 

外向型の人が活躍する場所があれば、内向型の人が活躍できる場所もある。

 

もし「自分が悪い」という思いに駆られているのなら、その思い込みを捨てて、「自分にも活躍できる場所がある」という事実を忘れないようにしましょう。

 

 

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2-2.できないことよりもできることに目を向ける

 

内向型の人は、外向型の人が理想的に見えて自分とのギャップに苦しんでいる、という方が多いのではないでしょうか。

 

 

得意なことや苦手なことは誰しも持っていますし、外向型の特徴を強く持つ人は、もしかしたらあなたが得意としていることが苦手かもしれません。

 

だから、できないことに目を向ける前に、できることから着手していきましょう。

 

 

これから挙げるアクションプランも、「これは無理そう」というものは実行せずに、できることから挑戦してみてください。

 

 

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3.内向型の生きづらさを軽減する具体的な生き方5選

 

第3章では、内向型の生きづらさを軽減する具体的な生き方をお伝えします。

 

あなたの考え方や今の状況に合う方法を選んで試してみてください。

 

  • 1.仕事のやり方を内向型の強みが生きるやり方に変える
  • 2.内向的な自分を肯定する
  • 3.「自分の世界」に入り込む時間を作る
  • 4.内向型の友人を作る
  • 5.自分軸で生きる

 

それぞれ詳しく見ていきますね。

 

 

3-1.仕事のやり方を内向型の強みが生きるやり方に変える

 

内向型には以下のような特徴があります。

 

  • 会議やグループ作業が苦手
  • 1人で静かに作業するのが得意
  • 高い集中力・洞察力・創造力
  • 好きなことであれば積極的に行動する

 

 

内向型に関する研究の第一人者の1人でもあるマーティ・O・レイニー氏は著書「内向型を強みにする」の中でこう述べています。

 

内向型は生まれつきの気質、そもそも脳のつくりや血流の経路が違う。

 

引用:「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー著

 

 

生まれながら持っている特徴や気質を活かせるようになれば、仕事で活躍し、周りに認められながら快適に生きていくことができます。

 

 

では、具体的にどうすれば仕事で内向型の気質を活かすことができるのか?

 

さらに詳しく見ていきましょう。

 

 

 

3-1-1.マンツーマンの状況を作って意見を言う

 

仕事の会議で、周りが意見を出している中、ひとつひとつのことを深く考え過ぎてしまってついていけなくなる、ということ、ありませんか。

 

 

これは、内向型あるあるのひとつと言えます。

 

とても焦る状況ですが、対策を立てておけば気持ちが楽になります。

 

 

たとえば、内向型の人は1人で静かに作業するのが得意という特徴を活かして、「会議中は聞くことに徹してメモを取りあとからゆっくり考えてみる」という方法が有効です。

 

 

「内向型プロデューサー」として独立されているカミノユウキさんは、インタビューの中でこのように回答されています。

 

それまでは会議で発言できなくて悩んでいましたが、実際は意見がないのではなく、考える時間がなかっただけなんです。

 

そこで可能な限り事前にどんな意見を求められるのかを聞いておいたり、たとえ会議中に発言できなくても、後でメールで送ったりしました。

 

じっくり考えて意見するので、「深い意見をありがとう」と逆に評価されたりもして。

 

引用:Dybe!インタビュー「行動を起こせ」「人脈を広げろ」は必要ない。内向型の人間が仕事で活躍する方法を“プロ”に聞いた

 

 

もし信頼できる同僚や上司が1人でもいるのなら、会議後でもよいので会議で思ったことを伝えてみましょう。

 

大勢は無理でも、マンツーマンであれば比較的会話しやすいのではないでしょうか。

 

 

話すのがどうしても難しければ、メールやラインでもOKなのです。

 

会議で話せないことは仕方ないと前向きに諦め、じっくり考えることができる特性を活かせるといいですね。

 

 

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3-1-2.ひとりでできる仕事を積極的に引き受ける

 

会議や集団での作業が苦手なのであれば、それは得意な外向型の人にお任せしましょう。

 

あなたは、内向型の人が得意な分野で積極的かつハイクオリティの成果を目指すのが良いです。

 

 

内向型の人が得意とする仕事は、たとえば以下のような職種があります。

 

  • 経理や事務
  • マーケター
  • プログラミング
  • WEBライター

 

 

これらは

 

「1人で静かに作業できる」
「集中力・創造力が活かせる」
「自分のペースで仕事ができる」

 

という点で内向型の特性を活かせるんですね。

 

 

内向型の特性を活かせる仕事は多々ありますので、今の仕事が合わないからと悲観的になりすぎないようにしましょう。

 

自分の特性が活かせそうな仕事に自ら挑戦していくことが大切です。

 

 

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3-1-3.「コア・パーソナル・プロジェクト」を持ち、それを仕事にする

 

ハーバード大学の心理学教授ブライアン・リトルは「自由特性理論」を提唱し、以下ようなことを発言しています。

 

コア・パーソナル・プロジェクトに従事しているときは、内向型の人も外向型のように振る舞える(要約)

 

参照:ハーバードの心理学講義

 

 

コア・パーソナル・プロジェクトとは、人生で成し遂げたいことや自分のやりたいことです。

 

夢中になれることや没頭できることも含まれますね。

 

 

たとえば、内向型の人であっても以下のように積極的になれる場面もあるのではないでしょうか。

 

  • アニメのことならペラペラ喋れる
  • お酒を飲みに行くためならすぐに外出できる
  • ラーメンを食べるためなら何時間でも行列に並んでいられる

 

このように、内向型の人でも自分が興味のあることをやるときには外向的に振る舞うこともできるのです。

 

 

自分のやりたいことや興味のあることは、昔であればただの趣味に留まっていたかもしれません。

 

ですが今は、YouTubeやブログ・Instagramなどで個人でも発信していけるので、好きなことを副業にしていくことも可能です。

 

その好きなことをやるために仕事が役立つと思えれば、仕事でも外向的に振る舞うこともできるようになるでしょう。

 

 

なので、まずは自分のやりたいことや人生で成し遂げたいことを探してみるといいですね。

 

その上で、自分のやりたいことを仕事にしたり、今の仕事とやりたいことを関連付けて考えたりすると、外向的に振る舞えて仕事で評価されるようになっていきます。

 

 

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3-2.内向的な自分を肯定する

 

内向型の人がストレスを溜めずに快適に生きていくための具体的な方法の2つ目は、内向型を前向きに捉えて開き直ることです。

 

開き直るといっても別に投げやりになるわけではなく、内向型を肯定しプラスに捉え直すことが大切。

 

 

内向型を肯定しプラスに捉え直すには、「リフレーミング」という方法がオススメです。

 

▼リフレーミング(reframing)

 

心理学で、ある事柄を、今までとは別の視点で見直すこと。

 

引用:Weblio辞書

 

 

たとえば、リフレーミングで内向型の弱みを強みに捉え直すと以下のようになります。

 

  • 会議で発言するのが苦手→黙って聞いてメモするのは得意
  • 大勢の場を避けてしまう→1対1で親身に会話できる
  • プレゼンテーションができない→書類作成が得意
  • 理解されなくて辛い→同じ悩みを持つ人に優しくできる

 

 

今まで内向型に対してネガティヴに抱いていたイメージを強みとして書き換えることができたら、「これが自分だ」といい意味で内向型であることを開き直りましょう。

 

リフレーミングで内向型のプラスの特徴をたくさん見つけることができれば、それを活かす働き方や生き方もたくさん見つけられるはずです。

 

 

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3-3.「自分の世界」に入り込む時間を作る

 

書籍「WILL POWER 意志力の科学」などで有名なフロリダの社会心理学教授のロイ・バウマイスターは、「意志力は有限である」と述べています。

 

 

意志力とは、物事をやり遂げる力・自分の決断を貫く力です。

 

この意志力はあらゆる場面で消耗していきますが、意志力が減っていくと、決断力や行動力も低下してしまうんですね。

 

 

意志力の充電方法は、内向型と外向型で異なります。

 

外向型と内向型のエネルギー充電方法

 

  • 外向型:人と対話したり、グループ活動することでより活発になる
  • 内向型:ひとりで静かに読書をしたり考え事をすることで癒されていく

 

 

内向型の人は、外向型に合わせようとして無理に行動すると、意志力を削られていきます。

 

そのため、無理に外向型に合わせて行動しない方がいいですね。

 

 

たとえば、飲み会やスポーツ・趣味のお誘いは、自分が「今回は行かなくていいかな」と思えば、断ってよいのです。

 

 

内向型の人にとって重要なのは、ひとりの時間を作ること。

 

それが意志力を有効活用するための秘訣です。

 

 

自分に合った回復方法がわかれば、ストレスも疲れもたまりにくくなりますね。

 

 

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3-4.内向型の友人を作る

 

仕事場や学校に信頼できる人がいるのであれば、内向型のよくある悩みを相談してみるのもよいでしょう。

 

 

「会議で意見できなくて・・・」なんて恥ずかしいと思って、言えないかもしれません。

 

でも、慎重で人付き合いが苦手と思っているあなたが信頼している方なら、真剣に相談すれば、丁寧に答えてくれるのではないでしょうか。

 

もしかしたら意外と「私も緊張してる」という答えが返ってくるかもしれません。

 

 

理解されない現状に疲れて、無気力で前向きな行動にも出せない状況であれば、一人で悩まず、誰かに打ち明けてみましょう。

 

 

社会的には内向型の性格が理解されなくても、個人であれば理解してくれる人もいます。

 

もし理解してくれる人を見つけることができれば、心が休まり、安心感も手に入れることができるでしょう。

 

 

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3-5.自分軸で生きる

 

今の仕事や環境がどうにもできず辛いのであれば、「環境を変える」というのもひとつの手段です。

 

何をやってもどうしてもうまくいかないのであれば、転職・独立を視野に入れましょう。

 

 

仕事を変えても同じような壁は立ちはだかるかもしれませんが、別の選択肢があることを頭に入れておくだけでも気持ちは楽になります。

 

 

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4.【体験談】実際に内向型の生きづらさを克服できた人の話

 

私の知人に、門脇(かどわき)さんという方がいます。

 

彼は24歳からSAD(社会不安障害)などで精神科に通うなどして、「内向型の自分は社会と合わない」と苦しんでいました。

 

 

6年に渡り病院やカウンセリングに通っていたそうなのですが、今思えば、当時は大きな勘違いをしてしまっていたそうです。

 

 

その門脇さんに、当時のことを思い出してもらいながら、「内向型を理解してもらえない…」という悩みを克服できたきっかけなどを書いてもらいました。

 

リアルな体験談なので、内向型で周りに理解されないと悩む人には非常に参考になるはずです。

 

 

4-1.10代-20代は厨房での調理や工場スタッフが向いていると思っていた

 

門脇です。ここからは私が書かせていただきます。

 

 

10代-20代の頃、内向型の私は以下のようなことが苦手でした。

 

  • 学校の授業で指名されたり発言すること
  • 放送係としての校内放送(緊張のあまりなぜか笑ってしまう)
  • 休み時間に4人以上の集団で話すこと
  • 飲食店のアルバイト先でホールの人たちが集まってきて雑談
  • 大学での授業までの時間(周りは楽しそうに雑談)
  • 社内から外部にかける電話
  • 会社で全体会議へ向かうときの移動(誰かと雑談しなければならない)
  • ・・・etc

 

 

社会人になったある日、企画会議中に一切発言しない私について、上司が「あの人、何も意見言わないならいる意味ないですよね」と話しているのが聞こえてきました。

 

 

「そんな目で見られていたのか…」

 

バッサリと心を切られたかのような気持ちで苦しくなったのを今でもよく覚えています。

 

 

このときは、内向型という言葉も知らず、「私は人付き合いやコミュニケーションが苦手なんだ」「自分が悪いのだから変わらないと!」と思っていました。

 

 

しかし、そうわかっていても、なかなか変われない。

 

結果的に、いろいろなことが積み重なり、完全に自信を失った私は仕事ができなくなり、24歳の頃から精神科に通うようになりました。

 

 

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4-2.営業の経験で気付いた自分の本当の姿

 

今でも苦手なままのものはたくさんありますが、あまり気にしていません。

 

 

内向型として悩んでいた自分が変わったきっかけを、いくつか挙げてみます。

 

  • 初めての営業職で周りから評価を受けた
  • 楽しそうに笑っている自分の映像を初めて見た
  • 「笑顔がいいよね」「人当たりがいい」と言われた
  • よいカウンセラーさんとの出会い
  • 認知行動療法や自己啓発本を大量に読んだ

 

 

この中で特に大きなきっかけとなったのは、「初めての営業職」です。

 

営業職は、私にとって絶対にやりたくない仕事でしたが、当時どうしてもやらなければならない事情があり、仕方なく転職。

 

電話での営業や訪問は、毎日緊張と憂鬱の連続でしたが、今では本当にやってみて良かったと思っています。

 

営業職をやってみて良かった理由

 

  • 人と話す練習をたくさんした
  • 練習を積む内にスムーズに話せるようになり、周りからも評価された
  • 内向型と思っていた自分への見方が少し変わっていった

 

 

私がこの経験で言いたいのは、営業職を推奨したいわけではなく、「人と話すのが苦手と決めつけすぎて自分の可能性を狭めていた」ということです。

 

 

今でも雑談は苦手ですし、「営業職やれ!」と今言われたら断るでしょう。

 

しかし、電話しながらレコーダーで録音して後から聞いてみたり、トークスクリプトを細かく作ったり、そうした1人でできる努力をしているのは楽しかったんです。

 

 

結果的に、周りから「説明がわかりやすい」「穏やかで親しみやすい」といった評価をもらえるようになり、自分で「コミュニケーションが苦手」と貼っていたレッテルが少しずつ剥がれていきました。

 

 

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4-3.休日は1人で過ごす+誰かと過ごす

 

私は1人で過ごすことが好きで、誰かとどこかへ行くにしても現地集合にしてほしいですし、休日もゆっくりマイペースに過ごしていたいです。

 

内向的な面を持っていることは間違いありませんが、全部が内向的かというと、そうでもありません。

 

 

お酒が好きなので、少人数が一番好きですが、大人数で楽しむのも好きです。

 

元々野球をやっていたので、野球をするときは大勢で楽しむことに抵抗はありません。

 

内向型の人は、評価をあまり気にしないといいますが、私は営業職のときのように、評価をされて成長していくタイプです。

 

 

内向型、外向型は簡単に分類できるものではなく、混在して存在しているものなのだろうと、今では実感しています。

 

あなたの中にもいろいろな自分がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そのいろんな自分を1つずつ発見し、それらを1つずつ受け入れていけば、生きることがとても楽になっていくと私は思います。

 

 

 

 

門脇さん、ありがとうございました!

 

門脇さんのように、内向型の自分をより深く理解し、その特性を活かして生きていけば、あなたも快適に生きていけるようになるはずです。

 

 

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まとめ

 

この記事では主に、内向型が生きづらい・理解されない原因とラクに生きる5つのコツをお伝えしてきました。

 

まとめると以下の通りです。

 

内向型が生きづらい・理解されない3つの原因とは?

  • 現代社会が外向型向きの社会だから
  • 内向型の特性がマイナスに捉えられてしまうから
  • 外向型は内向型を理解できないから(逆も然り)

 

外向型社会で内向型が潰されないために欠かせない2つのこと

  • 内向型の特性を強みとして活かす
  • できないことよりもできることに目を向ける

 

内向型の生きづらさを軽減する具体的な生き方5選

  • 仕事のやり方を内向型の強みが生きるやり方に変える
  • 内向的な自分を肯定する
  • 「自分の世界」に入り込む時間を作る
  • 内向型の友人を作る
  • 自分軸で生きる

 

 

内向型が社会的に理解されないとしても、ストレスを溜めずに快適に生きていくことは可能です。

 

仕事で活躍することも、楽しく趣味や人間関係を楽しむことも諦める必要はありません。

 

 

まずは、この記事で紹介したことから試してみてください。

 

すると、少しずつ生きづらさが軽減されていくはずです。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
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