「今の仕事を辞めて自由になりたいな…」
あなたも一度、そう思ったことはありませんか?
ベースメントアップス株式会社の調査によると、約9割の人が仕事を辞めた、または辞めたいと思っているようです。
出典:社会人は仕事で悩み続けている?社会人の74%が仕事を辞めたいと感じていることが判明!退職することへ踏み切れない理由は何なのか?
また、退職を考え始めたきっかけは「給与の少なさ」や「やりがいの無さ」が上位にきています。
出典:8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。転職理由は「給与」「やりがいのなさ」「企業の将来性」。―『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表―
しかし、引き止められたり自分が辞めた後のことが気になったりして、なかなか辞められないものですよね。
どうすれば、踏ん切りをつけて辞められるのでしょうか。
この記事では、会社を辞めて自由になれる方法を解説していきます。
今回紹介する内容を参考に、会社を辞めて自由になりましょう!
引き止めや周りの声を気にせずに会社を辞める方法4つ
「君はうちに必要な人材だ。辞めるなんてもったいないよ。」
「○○さん辞めたいって部長に相談したんだって。いいなあ、私も辞めた~い。」
こんな声を聞いたことはありませんか?
会社を辞める時には周りの声が気になるものですよね。
しかし、この壁を乗り越えなければ会社は辞められません。
引き止めや周りの声を気にせずに会社を辞める方法を4つ紹介します。
会社は自分の人生の責任を取ってくれないことを再認識する
もし会社が倒産しても、会社はあなたの人生の責任を取ってくれません。
そのため、「会社にお世話になっているから…」と尽くしていても、会社はリストラや減給など、容赦なくしてきます。
残業や休日出勤など、あなたが我慢して嫌なことをしていても、会社は主に自分たちのことしか考えていません。
「いざという時は助けてくれない」と思うと、少しは辞めやすいのではないでしょうか。
理由や伝え方を考えておく
「なんとなく嫌だ」と思っていても、さすがにその理由では辞めづらいでしょう。
そこで、辞める理由や伝え方を言語化しておくことをおすすめします。
そうすれば、自信を持って退職の意思を伝えられるようになりますよ。
とはいえ、「嫌な上司がいる」や「今の仕事内容が嫌い」などのネガティブな理由は、ギスギスしてしまう原因になります。
「どうせ辞めるからいいじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、もし今の仕事を続けることになったり、退職までに嫌がらせを受けたりしてしまっては大変です。
「やってみたいことができた」や「家庭の事情(介護など)」であれば、円満に代謝できる可能性が高いので、ネガティブな理由の場合は代替案を考えておきましょう。
実際に辞めた人の話を聞く
実際に辞めてよかったと言っている人の話を聞いてみるのも手です。
「自分も辞めてよかったと思いたい!」という感情が湧いて、一歩踏み出せるきっかけになるかもしれません。
仕事を辞めるとなると、どうしてもネガティブな意見が多くなりますよね。
しかし、仕事を辞めたことがない人のアドバイスを聞いても参考になりません。
免許をもっていない人から車の運転のアドバイスをされても、聞こうと思いませんよね?
本当に仕事を辞めたいと思うなら、経験者に話を聞きに行ってみましょう。
当サイトの運営代表の西村さんも会社を辞めて独立し自由に生きている人のひとりなので、西村さんのメルマガを読んでみたり、直接メールで質問してみたりしてみても良いかもしれません。
退職代行を使う
どうしても伝えづらかったら退職代行を使うのも手です。
日本労働調査組合の調査では、30%以上の人が退職代行を自分で利用した・利用している人を見たことがあると答えています。
出典:退職代行の認知率は63.9%「退職代行サービスに関するアンケート」結果発表
退職代行を使うのは珍しいことではないので、使うのに抵抗を覚えなくてもOKです。
会社と揉めるくらいなら、どんどん使っていきましょう!
以下の退職代行サービスだと、費用の後払いが可能(つまり、退職してからお金を払えばいいので騙されることがない)で、期間限定で退職届のテンプレも貰え、即日退職の対応も可能なので、お得に安心して依頼できます。
「仕事を辞めて自由になりたい」の奥にある本当の心理
仕事を辞めて自由になりたいとは言うが、なかなか辞められていない人が多いのが事実です。
なぜ、嫌な仕事を続ける人が多いのでしょうか。
それは、会社に迷惑がかかってしまうことや環境が変わることを本当は恐れていたりするからです。
つまり、「仕事を(円満に)辞めて(なるべくノーリスクで)自由になりたい」が本当の気持ちではないでしょうか。
しかし、それができたら今ごろみんな会社を辞めていることでしょう。
当然、現実はそんなに甘くないので、自由になるためにやるべきことをやっていくことが大切です。
仕事を辞めて自由になりたい人が知っておくべき知識3つ
「仕事を辞めて自由になりたい!」という人に、知っておいてほしい知識を3つ紹介します。
これを知らないと、後悔してしまうかもしれません。
人間関係が良くなるとは限らない
今の会社を辞めて転職しても、転職先の人間関係がよいとは限りません。
実際に転職をする際、約9割の人が新しい職場での人間関係に不安を感じているようです。
出典:『エン転職』1万人アンケート(2020年1月)「転職先の人間関係」実態調査
面接や会社見学である程度の雰囲気は知れますが、実際のところは入ってみないとわからない部分も多いです。
人間関係が嫌で転職したのに、また人間関係で悩むなんて嫌ですよね?
口コミや実際に話を聞くなどして、情報を集めることが必要です。
給料が上がるとは限らない
せっかく転職するなら給料もアップさせたいですよね?
しかし、転職で年収が下がった人も約3割ほどいるというのが現実です。
ただ、年収が下がっても環境を変えたいという声も一定数あるので、考え方によってはアリかもしれません。
今の会社の給料に不満があって辞めたいなら、注意が必要です。
転職活動は在職中もできる
意外に知らない人もいるのですが、在職中に転職活動を行うことは違法ではありません。
むしろ、在職中に転職活動を行う方が多数派です。
出典:1万人が回答!「転職活動」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―
また、転職活動にかかる期間は1~3か月が最も多いようです。
出典:1万人が回答!「転職活動」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―
次の勤務先が決まっていた方が、安心して辞められますよね。
退職を決めたら、少しずつ転職活動を始めていきましょう。
転職サービスなら、以下の「POSIWILL CAREER」がオススメです。
ただ会社を紹介してくるだけの普通の転職サービスとは違い、「どう生きていきたいか?」のキャリアコーチングをしてくれた上で、転職や独立を含めた長期的な働き方プランを一緒に作成してくれ、そのプランを進めていくサポートもしてくれます。
「転職できればそれでいい」のではなく、「人生設計と働き方をセットで考えたい」と考える場合には、まずは無料相談をしてみるだけでも今後のヒントがたくさん得られるはずです。
仕事を辞めて自由になるメリット5つ
仕事を辞めることの大変さを紹介しましたが、もちろんメリットもあります。
大きなメリットを5つ紹介します。
人間関係を変えられる
会社の嫌な上司と会わなくてよくなります。
この言葉に大きなメリットを感じる人も多いのではないでしょうか。
株式会社ビズヒッツのアンケートによると、約7割の人が嫌いな上司がいると回答しています。
出典:嫌いな上司の特徴ランキング!男女500人アンケート調査
現代で、人間関係は大きなストレスの一因となっています。
人間関係を変えられるならば、仕事を辞めたいという人も多いのではないでしょうか。
特に、人との関わりがあまり好きではない「内向型」の人は、嫌いな上司がいるとしんどいですよね。
そんな内向型の人がフリーランスで働くべき理由の一つに、この人間関係をコントロールできるからというものがあります。
「内向型」にこそ、会社員ではなく、フリーランスという働き方をおすすめしたいです。
年収を上げられる
今の会社で昇給するより、転職した方が年収を上げやすいのが事実です。
そのため、手っ取り早く年収を上げたいという人には、転職は有効な手段になります。
また、フリーランスでうまく稼いでいければ収入に上限がないので、会社員時代より多く稼げる可能性もあります。
会社員とフリーランスの主な違いは以下の通りです。
フリーランス | 会社員 | |
売上(事業所得) | 収入 | 給料(給与所得) |
自分で確定申告 | 税金の計算 | 会社が年末調整 |
自分で納付 | 納税 | 会社が納付 |
自分で全額負担 | 社会保険 | 会社が半分負担 |
全部自分で! | 結論 | 会社におまかせ! |
出典:大河内 薫(2018)「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」サンクチュアリ出版
仕事内容が変えられる
今の仕事内容に満足していない人も多いのではないでしょうか。
しらべぇのアンケートでは、約7割の人が好きなことを仕事にできていないと答えています。
出典:好きなことを仕事にできてますか?60代の約5割が「できている」!聞けば納得の理由って?
仕事の内容は人間関係と同じくらい大事な要素なので、変えられるというのは大きなメリットになります。
そもそも、自分が何を仕事にしたいのかわからないという人は、3ステップで理想の仕事選びを解説している記事があるので参考にしてみてください。
勤務先の場所が変えられる
心機一転、勤務場所を変えることができます。
オフィスがある会社だと、一生同じ場所に勤務するのも珍しくないですよね。
総務省の調査によると、約45%の家庭が通勤時間が30分以上のようです。
出典:4-3 通勤時間の状況
これが1年、10年と積み重なっていくと、膨大な時間になります。
転職を機に、会社の近くに引っ越して時間を作ることもいいですね。
自分の成長につながる
同じ会社に勤め続けると、どうしてもダレてきてしまいがちです。
環境を変えると新しいことを覚えなければいけないので、自分の成長につながります。
成長を実感すると、少なからず嬉しいはずです。
自分の成長のためにも、環境を変えることは有効ですよ。
会社を辞めて自由になりたい人が取るべき行動を4ステップで解説
ここまで紹介してきた通り、会社を辞めるには準備が必要です。
そこで、一番ネックになってくることが「お金」ではないですか?
「今の会社を辞めたら、生活ができなくなってしまうからやめられない…」
会社を辞めようと思ったときに、一度は頭をよぎったはず。
もちろん、急にやめると生活ができなくなってしまうので、下準備が必要です。
「お金」に焦点を当てて、やるべきことを4ステップで解説します!
固定費を見直す
固定費が低いと生活費も低くなるので、精神的にゆとりができます。
もし会社を辞めて収入が減っても、固定費が低ければなんとか生きていくことは可能です。
定額カーリースを運営しているナイル株式会社が「何の固定費を見直しましたか?見直す予定ですか?」というアンケートを実施しました。
回答としては、まず通信費、保険、サブスクリプション(定額制サービス)あたりを見直すという声が多かったです。
出典:【固定費についての意識調査】80%以上が固定費は「高い」と回答
そのため、何から見直せばいいかわからない人は、通信費、保険、サブスクあたりから見直してみましょう。
貯金する
固定費を見直して出費を抑えたら、貯金をしましょう。
会社を辞めて、以前と同じくらい稼げるようになるとは限りません。
最低限の生活費は貯金しておくのが無難です。
目安としては、生活費の半年分~1年分あれば安心と言われています。
そのためにも、家計管理をして、月の支出がどのくらいなのかを把握しておきましょう。
副業をする
仕事をいきなり辞めて、何もない状態から稼ぎを作るのは大変ですよね。
副業である程度、基盤を作っておくことがおすすめです。
とはいえ、「副業ってなんか難しそう…」「自分にもできるのかな…」と心配な人もいると思います。
業務委託の仲介会社Lancersの調査によると、副業人口は年々増えているようです。
そのため、副業は決して難しいものと感じなくていいです。
まずは小さくでいいので始めてみましょう!
何をすればいいのかわからない人は、おすすめの副業を紹介している記事があるので、参考にしてください。
人と関わるのが苦手な内向型の人でも、できるものを紹介していますよ!
投資をする
資金が貯まってきたら投資をして、お金に働いてもらいましょう。
投資をすることで、将来的に余裕を持つことができます。
東証のアンケートによると、約30%しか投資をしていないようです。
出典:預貯金大好き日本人の投資リテラシーは?投資やってる?隣のビジネスマン資産運用白書
投資は健全な資産形成です。
うまくいくと、仕事をしなくても暮らしていけるだけの財産を築けるかもしれませんよ!
仕事を辞めて自由になりたい人におすすめの職業5つ
最後に、仕事を辞めて自由になりたい人におすすめの職業を5つ紹介します。
ここで紹介する職業は転職でもおすすめですし、会社を辞めてフリーランスとして働くことも可能です。
どれもパソコン1台あればできるものなので、自分に合うものを探してみてください。
Webライター
Webライターはとにかく始めやすいです。
文章を書く仕事なので、前もっての知識や勉強もそれほど多くありません。
学生時代の読書感想文など、何かしらで文章を書いた経験はありますよね?
StockSun株式会社の調査によると、フリーランス1年目の職業で最も多かったのは断トツでWebライターでした。
出典:フリーランス1年目のときの平均年収は◯◯万円!フリーランス初年度の収入事情を調査
新しいことを始める時は、どうしても難しそうと感じてしまいますよね。
始めている人が一番多いというのは安心材料になるのではないでしょうか。
Webライターで稼ぐ方法を学びたい場合は、当ブログの運営代表である西村さんが運営する通信講座がオススメです。
本当に忖度なしで、内容的にも金額的にも破格な講座でした。
実際に購入した現役のライターさんが書いた講座のレビューもあります。
→初心者Webライターが文字単価3円を最短で達成できる教材「ライタースキル大百科」を徹底解説!
ブロガー・アフィリエイター
ブログやサイトで広告収入を得るのがブロガー・アフィリエイターです。
収入が発生するまで時間はかかりますが、稼げるようになれば青天井で稼げます。
リアルな収入はなかなか厳しいですが、ロマンがある職業です。
出典:アフィリエイト市場調査2020を発表 ~月1万円以上の収入割合は過去最高13.3%~
時間はかかってもいいから、とにかく稼ぎたい!という方におすすめです。
プログラマー
近年需要が増えているのがプログラマーです。
他の職種と比べると、年収も高い傾向にあります。
出典:プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2018
プログラミング言語を学ぶことは必要になってきますが、パソコンをいじることが好きという人は向いているかもしれません。
動画編集者
YouTubeやTikTokなど、動画系サービスの流行に伴い、動画編集者は足りていない状況です。
動画編集は一度技術を身に着けると、長く活躍できますよ。
年収800万円以上の映像制作系フリーランスは、全体の約16%を占めます。
カットしたり字幕を付けたりなど、単純作業が好きな人におすすめです。
インフルエンサー
Youtuberやインスタグラマーなど、発信者全般を指す職業です。
さまざまな収益化の形があり、スマホ一つで始められます。
株式会社W-ENDLESSの調査によると、インフルエンサーを通じて物を購入したことがある20代の割合は約50%いるようです。
出典:「インフルエンサーを通じた購買行動」についてのアンケート
今や企業の広告でもインフルエンサーが使われていることが多いですよね。
芸能人以外の素人の方でもなれる職業なので、目指してみるのもアリですよ!
まとめ:仕事を辞めて自由になりたいと思うことは悪いことじゃない
「仕事を辞めて自由になりたい!」
誰しも一度は思ったことがあるはずです。
今の仕事を辞めることには、もちろんメリット・デメリットがあります。
しかし、しっかり準備してから行動すれば、明るい未来が待っていますよ。
本記事を参考に、嫌な上司や職場からおさらばして、自由へ一歩踏み出してみましょう!