「ある朝、郵便ポストを除くと差出人の書いていない封筒が。その中を開けると嫌がらせの怪文書が・・・」
とても気味が悪いですよね。
もちろん、「もしかしたら犯人はあのひとかな?」と思っても、直接聞くわけにいきません。
なので、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この記事でお答えするお悩みは以下のものたち。
・差出人のわからない郵便が来たんだけど、どうすればいいかわからない
・嫌がらせの郵便を送る人ってどんなひと?
・自分でできる差出人不明郵便への対処法って何があるの?
差出人不明の郵便物や嫌がらせの対策をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
差出人不明の嫌がらせ郵便とは?
「差出人書いていない郵便って届くの?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、届いてしまいます。
この仕組を悪用して行われている嫌がらせが、差出人不明郵便です。
封筒で届く場合もあれば、はがきである場合もあります。
中身も空白の場合もあれば、嫌がらせのメッセージが書かれていることも。
どちらにせよ、気味の悪いものには違いありません。
最近はネットが発達し、手紙の利用頻度はぐっと減りましたが、だからこそにとても目立つのが差出人不明郵便です。
差出人不明の郵便のよくあるケースや犯人とは?
嫌がらせの犯人としてよくあるケースには、次のようなものがあります。
ストーカー
ストーカーは一方的な恋愛感情をあなたに対して持った結果、付きまといや迷惑行為にをおこなう相手のこと。
元々面識のある相手がストーカーになることも、面識のない相手が一方的につきまといを始めることもあります。
差出人不明郵便の犯人としては、比較的特定しやすい相手とも言えます。
ご近所トラブル
騒音問題や、駐車マナーなど、近くに住んでいるからこそ、揉めてしまうケースも考えられます。
そんなご近所トラブルの結果、近隣住人があなたに対しての嫌がらせとして差出人不明郵便を送りつけてくるケースがあります。
犯人としては、明らかなトラブルがあった場合は特定しやすい相手ですが、騒音トラブルなどでは顔見知りでない相手が一方的に恨みをもっている場合もあります。
恋愛関係のもつれ
あなただけではなく、配偶者やパートナーが不倫をしている場合には、その不倫相手が差出人不明郵便の犯人になるケースもあります。
嫌がらせの手紙や、差出人不明の郵便が届くようになったとき、あなた自身だけでなく、配偶者やパートナーの生活も注意しなくてはなりません。
同僚、友人などの恨み
差出人不明の嫌がらせ郵便を送りつけてくるのは、恋愛やご近所トラブルだけではありません。
例えば、あなたが学校でとても素晴らしい賞を受賞した、もしくは会社でとても優れた営業成績をあげたことを、一方的に妬み、恨みを持った相手がいるかもしれません。
会社の同僚などは一見して嫌がらせの相手として考えづらいかもしれませんが、念のため想定しなくてはいけません。
営業妨害
あなたが店舗やビジネスを運営している場合、お店や事務所に対して差出人不明の嫌がらせ郵便を送りつけてくるケースがあります。
あなただけでなく、差出人不明の郵便を受け取ったスタッフのメンタルヘルスにも影響があり、営業妨害を目的とした嫌がらせといえるでしょう。
犯人は近隣の店舗や、同業他社などが可能性としてありますので、最近何か変わったことがないか思い出しましょう。
差出人不明の郵便がきたときの心構え!
では、実際に差出人不明の嫌がらせ郵便が来たとき、どんなことを心がけて行動すればいいのでしょうか?
次の4項目を参考にして行動しましょう。
あわてず冷静に行動することが大切
差出人不明の郵便が届くと冷静さを失い、慌ててしまいますよね。
ですが、それでは嫌がらせ相手の思う壺。なのであわてず冷静に行動しましょう。
他人に手紙のことを話すのはタブー
差出人不明郵便は、想定の身近な関係者が犯人であることも。
「まさかあのひとが・・・」となってからでは遅いので、本当に信頼できる家族など以外には差出人不明郵便のことは話さないようにしましょう。
監視されてるかも?の前提で
差出人不明郵便の送り主の嫌がらせは手紙だけでしょうか?
「実は監視されていて、仕事先を知られてしまった」
「新しいパートナーを自宅に招いてしまい、嫌がらせがエスカレートした」
なんていうことになってからでは遅いので、監視されているかも?の前提で生活をしましょう。
第三者に相談
差出人不明郵便が届いたとき、どういう気持ちになるでしょうか?
苛立ちももちろんあるでしょうが、「不安・・」「どうしていいかわからない」といった感情が先にたつはず。
自分ひとりで抱え込むのはとても危険です。
そんなときのために、警察や探偵、弁護士など第三者に相談することも選択肢にいれておきましょう。
すぐできる差出人不明郵便への対処法!
監視カメラなどはアマゾンでも購入可
郵便受けをずっと見張ることができたら・・・郵便配達ではなく、直接投函されているケースもあるのが、差出人不明の郵便です。
なので、ずっと自分で見張ることができれば犯人を見つけることができますが、実際はかなり難易度が高いのではないでしょうか。
そこで、郵便受けや玄関ドア近くに監視カメラを設置する方法があります。
小型もの、暗視のものなど、3000円程度で購入できるものもあるので、ぜひ設置してください。
郵便などは保管を
嫌がらせの手紙を保管するのは、とても嫌な気分になりますよね。
ですが、警察や第三者に相談するときに必要になるもの。証拠としての価値もあるので、廃棄せずに保管しておくようにしましょう。
中身にカミソリや、薬剤が入っていた事例もありますので、注意して開封しましょう。
個人情報の入ったゴミを捨てない!
差出人不明の嫌がらせ郵便がストーカーや恋愛のもつれだった場合、相手はあなたの個人情報や個人的なものを手に入れようとしている可能性があります。
名前や電話番号などが記載されたものを生活ゴミに入れて出すことは危険なのでやめましょう。
差出人不明郵便が来たときに相談できる第三者とは?
ここまで自分でできる心構えや対処法などをご紹介してきましたが、ストーカー被害などがエスカレートすると取り返しのつかない事態に発展することも。
ここでは相談できる第三者を紹介します。
まずは警察に
身の危険を感じるような嫌がらせの手紙であれば、直ちに警察に相談しましょう。
その際には、保管している手紙などを一緒に持っていく、郵便が来た日付をメモしておくなどすると、話が伝わりやすくなるでしょう。
探偵
自分ひとりでは犯人を特定するのは困難です。
その際には探偵に依頼して犯人を探してもらうことも必要です。
弁護士
嫌がらせで受けた被害は、弁護士に相談することも可能です。
犯人が特定された場合に、被害について損害賠償を請求したり、嫌がらせ行為を止めさせたりするようにあなたの代理人として交渉することができるのは弁護士だけです。
まとめ
ここまで、差出人不明の依頼郵便についてまとめて来ました。
いろいろなケースや犯人像がありましたが、思い当たるケースはあったでしょうか?
嫌がらせを受け続けるとストレスによって幸福度が下がったり病気になってしまったりするので、1日でも早く対策を行うようにしましょう。