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社会人の勉強が頭に入らない理由とは【様々な研究から見えた解決法】

「資格を取得したいのに、勉強内容がなかなか頭に入らない…」
「趣味で勉強を始めたものの、学んだことが定着している気がしない…」
「覚えたことをすぐに忘れてしまう…」

仕事や勉強で忙しい日々の中で勉強を頑張るあなたは、このように考えたことがあるのではないでしょうか?

社会人が資格試験やそのほかの勉強に取り組むとき、直面するのが「勉強内容が頭に入らない」という悩みです。

この記事を読めば、あなたは社会人の勉強が頭に入らない理由とその解決策を知ることができます。

その結果、資格取得やスキルアップが望み通りにできることでしょう。

ぜひ参考にしていただけると幸いです。

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社会人の勉強が頭に入らない理由

まずは、「勉強が頭に入らない」と感じる社会人ならではの理由について説明します。

社会人は学生時代とは異なる原因によって勉強へのハードルが高くなってしまいがちです。

どのような原因があるのか、一緒に見ていきましょう!

年齢による記憶力&情報処理能力の低下

脳機能

「なかなか単語が覚えられない」「覚えたことをすぐに忘れてしまう」といった現象は、年齢を重ねることで起こりやすくなることが近年の研究で明らかになっています。

実は、アメリカにあるマサチューセッツ工科大学の認知科学研究者によって、細かなことを覚える記憶力と脳の全体的な情報処理能力が18歳をピークに徐々に低下することが証明されました。(参考論文:インテリジェンスのピーク年齢:数学、語彙、記憶など。

そのため、単語の暗記や勉強内容の理解は18歳以上の社会人にとって学生時代よりも困難な事柄になってしまいます。

勉強へのモチベーション不足

社会人の勉強は学生時代の勉強と比べて緊急性が低く、モチベーションが不足しやすいことも勉強が上手くいかない原因の一つです。

あなたも、学生時代は「親や先生に怒られたくないから勉強しよう」「受験に失敗したくないから頑張ろう」と考えることがあったのではないでしょうか?

しかし、社会人になると周囲から怒られることは少なく、自己責任での勉強が多くなるため勉強は後回しになりがち&モチベーション(やる気)を保つことが難しいです。

モチベーションが低い状態では脳のホルモンであるドーパミンはあまり分泌されず、このことが学習に大きな悪影響を及ぼします。

実は、脳が分泌するホルモンであるドーパミンは、海馬や扁桃体といった記憶力やワーキングメモリに関わる脳の部分の機能を活性化する役割を担っています。

したがって、ドーパミンの分泌が少ない(=モチベーションが低い)状態では、長期記憶・短期記憶が十分に機能しないために「勉強内容が頭に入らない」と感じてしまうのです。

※参考サイト:ドーパミン – 脳科学辞典

そもそもの勉強時間が短い

時間

あなたは現在、一日にどのくらいの時間を勉強に割いていますか?

自身の著書が全世界で200万部を超える大ベストセラーを記録しているマルコム・グラッドウェル氏は、何か一つの物事に秀でるためには合計で1万時間もの努力が必要だと著書の中で述べています。

1万時間も勉強するとなると、1日に3時間勉強したとして約10年間もの歳月がかかるということになります。

もちろんここまでの年月をかけて勉強を極める人は少ないかもしれませんが、何かを成し遂げるには長い期間が必要ということがこの例から理解できるのではないでしょうか。

そのため、あなたが「勉強した」と自分では感じていても、実際は残念ながら勉強時間が不足していることが多いのです。

しかし、あなたが勉強時間をなかなか取ることができないのは、その分他のことを頑張っているからではないでしょうか。

日々多忙なあなたに向けて、以下のおすすめ勉強法では勉強時間を確保する方法についても言及しているので良ければ参考にしてください。

※参考書籍:天才! 成功する人々の法則

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「勉強が頭に入らない」を解決するおすすめ勉強法

ここでは、上で紹介した「勉強が頭に入らない」原因について、国内外の研究や論文をヒントにいくつかの解決策を提示します。

声を出しながら勉強する

声に出しながら勉強をする、いわゆる音読による勉強は年齢による記憶力や情報処理能力の低下を防ぐのに有効な対策方法です。

ゲームソフトの「脳を鍛える大人のトレーニング」などで有名な東北大学の川島隆太教授は、音読には脳を活性化する効果があると提唱しています。

教授が根拠としている研究では音読と黙読によって活性化される脳の領域の違いを調査しており、その結果音読では黙読よりも広範囲の脳が活性化されることが証明されました。

このことから、音読は脳機能が低下しつつある社会人におすすめの勉強方法であると言えるでしょう。

※参考研究:音読によって活性化される脳の領域は黙読よりも大きい

くり返し勉強する

間隔を空けながらくり返し学習することは、記憶力の低下が始まりつつある社会人にとって最適の勉強方法です。

東京大学の教授で勉強法に詳しい池谷裕二氏の書籍「受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法」では、単語を覚える方法について以下のように述べられています。

勉学において、何度も繰り返すこと、つまり「復習」がいかに大切であるかがよく分かります。
復習すれば忘れる速さが遅くなるのです。
引用:受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法

この方法はもちろん現役の受験生(学生)にも有効ですが、社会人の加齢による記憶力の低下に対して高い効果を発揮する対策方法であることも明らかです。

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学んだことを紙に書き出す

書く

「学んだことを紙に書く」方法も、上の勉強法と同じく加齢による記憶力の低下の対策法として有用です。

前述した池谷裕二氏が書いた「東大教授が教える! デキる大人の勉強脳の作り方」という書籍で、この方法は紹介されています。

書籍内で扱われている研究では、ただテキストを読むだけといった入力型の勉強方法とノートなどに学んだ内容を書き出す、問題を解くといった出力型の勉強方法で記憶の定着率の差を検証しています。

その結果、紙に書き出す、問題を解くといった出力型の勉強方法の方が3~4倍も学習内容の定着度が高いことが証明されたのです。

あなたがもし「学んだ内容をすぐに忘れてしまう」と悩んでいるのであれば、ノートなどの紙媒体に学習内容を書き出してみることをおすすめします。

勉強の内容ごとに取り組む時間帯を変える

実は、勉強する内容によって最適な時間帯は異なります。

勉強に取り組む時間帯を上手く使い分けることで、忙しい社会人でも効率的に学習することが可能です。

暗記系に取り組むなら夜

偏差値30から司法試験に合格した異色の経歴をもつ著者が書いた書籍「ずるい暗記術」は、暗記に取り組む時間帯として「寝る前30分前後」を推奨しています。

睡眠にはその日の出来事などを脳に定着させる効果があるため、寝る直前に覚えたいことを脳に入れることで勉強の記憶が脳に定着しやすいと考えられています。

したがって、単語帳などを用いた暗記系の学習は寝る直前がより効果的だと言えるでしょう。

テキスト・参考書を読むのに最適なのは朝

脳科学者の茂木健一郎氏は、朝目覚めてからの約3時間こそが脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」だと提唱しています。

脳の疲労は日中に様々な情報を処理することで徐々に蓄積するものであり、疲労がたまった状態の脳では新たな学習内容を適切に処理することは難しいです。

しかし、早朝の脳は睡眠によって前日の疲れがリセットされているため、テキストや参考書を読む入力型の学習をスムーズに行うことができます。

このことから、テキスト・参考書を読んで新しいことを脳にインプットするのは朝が最適だと分かります。

※参考サイト:脳科学者が勧める「朝時間」の使い方 | THE21オンライン

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勉強時間を長くする

長く

理由の箇所でも言及したように、社会人が陥りがちな「勉強時間が短い」という問題は「勉強が頭に入らない」悩みを引き起こす大きな原因です。

そうした問題を解決するための有効な対策方法を紹介します。

スマートフォンの使用時間を減らす

あなたは、生活の中で「なんとなく退屈なのでスマホでSNSを見ている」「勉強の前に少しだけスマホをいじろうと思ったら、いつの間にか時間が経過していた」ということはありませんか?

株式会社ベースメントアップスが2019年に実施した調査では、日本の社会人の約48%がスマホを1日に5時間以上使用していることが明らかになりました。

もちろん、こうしたスマホの使用時間の中には家族や知人とのやり取りや仕事の連絡といった削ることができない部分もあるでしょう。

しかし、TwitterやInstagramなどのSNS,YoutubeやTiktokといった動画コンテンツにかける時間は自分でコントロールすることが可能です。

あなたがもし勉強が上手くいかずに悩んでいるのであれば、勉強時間を生み出すためにスマホの使用時間を短くする事も有効です。

※参考調査:社会人の48%が1日5時間以上スマホを利用しているということが判明!スマホ依存がもたらす被害とは?|べースメントアップス株式会社のプレスリリース

すきま時間を活用する

仕事がある日の通勤時間やお昼休み、家事をしている間のちょっとした暇な時間なども、実は勉強に取り組むチャンスです。

「5分、10分くらい勉強したところで何か意味があるの?」と思うかもしれませんが、短い時間の積み重ねによって最終的な勉強時間には大きな違いが生まれます。

例えば、あなたが毎日5分間、すきま時間を見つけて単語帳を見たとしましょう。

1カ月間、毎日5分のすき間時間勉強を継続すれば、5×30=150で2時間30分もあなたは勉強時間を増やすことができます。

このようなことから、すき間時間の活用が勉強時間の確保に大きな意味を持つことが分かります。

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まとめ

ここまで、「勉強が頭に入らない」理由とその解決策について紹介をしてきました。

あなたが勉強に対して困難を感じているのは、それだけあなたが真剣に勉強に向き合っているからだと思います。

この記事によってあなたの勉強がはかどり、夢や目標の達成に近づくことができることを祈っています。

記事をお読みくださり、本当にありがとうございました!

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