心理学

メンタルの強さは生まれつき?折れない心にする方法を解説

「何をしているときも気持ちが落ち着かない」
「大事な商談やプレゼンで失敗しそう」
「いつも悩みごとで頭がいっぱい」

このようなメンタルになっている方はいないでしょうか?

そんなとき、自分のメンタルの弱さは「生まれつきだから」仕方ないと思うことがあります。

しかしながら、メンタルの強さや弱さは生まれつきで決定されるわけではありません。

この記事では、メンタルの弱さに悩んでいる人に向けて、折れない心にする方法をご紹介します。

ひとつずつ実践して、メンタルの強さを身につけていきましょう。

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メンタルの強さは生まれつきで身につくものではない

メンタル 悩む

メンタルの強さについて、生まれつきと思っている方もいますが、実際はどうなのでしょうか。

心理的な研究によると、心の強さは決して生まれ持った素質や才能ではないとしています。

さらに、学習や環境など後天的に育まれるとの見解が出されました。

それは成人になっても心の強さを育む要因やトレーニングをこなせば身につけられるとしていますので、これからの取り組み次第でメンタルの強さを手に入れることが可能です。

参考:若者の「心の強さ」とその効果的支援に関する心理学的研究

メンタルが強い人の3つの特徴

メンタルが強いとはいっても、さまざまな特徴があります。

ここでは、メンタルが強い人の特徴を詳しくみていきます。

自分の立場や置かれている状況を正しく判断できる

「自分の立場や置かれている状況を正しく判断できる」というのは、自分の存在や何をしているのか信念を持っていることにつながります。

仕事や勉強などで「自分がこうありたい」という明確な目標や目的があると、ブレずに行動ができて落ち込んでいる暇はないと考えられるわけですね。

そして、その目標に向けて日々何をするのか小さな目標など、具体的な行動まで落とし込む人はメンタルの強さがあります。

たとえば、「今月は△件の契約をとる!」という目標を立てたら、「1日□件以上訪問する」などより具体的な目標を立てて実行しているかです。

場合によっては、日々の目標を適宜変更して、より良い方法を選択することもあるでしょう。

このように、自分の状況をしっかりと判断できると、常に行動をし続けることになりメンタル的に落ち込むことが少なくなるわけです。

参考:若者の「心の強さ」とその効果的支援に関する心理学的研究

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周りに影響を与えられると信じている

「周りに影響を与えられると信じている」というのは、集団のなかで何が必要であるか、そして集団に好影響を与えられると信じていることです。

特にメンタルが強い人は自分を家族や職場、学校の環境などにおいて自分を十分に関係させる傾向があります。

周囲に自分を関係させることは、同時に責任感を持つことにつながります。

これは自分の言動で周囲に影響を与たいということから、正しい方向に導く必要があるからです。

その責任を放棄せずに物事へ取り組むため、メンタルの強さが必要となります。

仕事のできる上司や学校のクラスのリーダーというのは責任感が強い傾向にありますが、「自分が引っ張っていく」という責任感が強いからでしょう。

参考:若者の「心の強さ」とその効果的支援に関する心理学的研究
参考:“メンタルが強い人”と“ただの鈍感な人”の違い【DJあおいの「働く人を応援します!」】

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変化を好んでチャレンジを続けている

よく言われることかもしれませんが、変化を好んで常にチャレンジをしている人はメンタルが強いといえます。

常に何かに挑戦している人は、落ち込んでいる暇がありません。

上手くいかないことがあっても、「どうすれば改善できるか」を考えています。

あなたの周りにもチャレンジングな人がいると思います。

その人は、メンタルの強さもあり活力を感じないでしょうか?

やはり、メンタルが強い人は前向きにさまざまなチャレンジを続けるということですね

参考:若者の「心の強さ」とその効果的支援に関する心理学的研究

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メンタルの強さを身につける方法

レジリエンス 論文

ここからはメンタルの強さを身につける方法をご紹介します。

レジリエンスを理解する

レジリエンスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

メンタルを強くするには、レジリエンスを理解することが大事です。

レジリエンスとは、元の形に戻る力や弾性を意味します。

また、心理的な現象としては「困難から素早く回復する力」という意味があります。

メンタルや心の強さを示す言葉には、「ハーディネス」や「ストレス耐性」もありますね。

ハーディネスやストレス耐性、そしてレジリエンスはストレスのなかで適応できる強さを意味しています。

しかし、ハーディネスはメンタルが傷つかない力に注目していますが、レジリエンスは傷ついた後に回復する力に注目。

研究者により定義が多少異なりますが、逆境下に置いてどのように適応するのか、そのプロセスを方向性としています。

このレジリエンスは、教育や医療の現場などでも取り入れられており、徐々に一般的な認知も高まってきました。

参考:レジリエンス 〜多様な回復を尊重する視点〜
参考:レジリエンス研究の展望

レジリエンスを向上させる10項目

レジリエンスは、傷つかない、落ち込まないということではなく、いかに早く立ち直るかという意味がありました。

では、レジリエンスを向上させるには何をすればいいのでしょうか。

APA(American Psychological Association)によると、レジリエンスを向上させる要素として10項目を掲げています。

項目具体策
1.温かい関係を築く友人や家族、同僚などといい関係を築く。コミュニティやサークルなどに参加するのも良い
2.問題を克服できないと思わない起きた出来事を変えることはできないが、それをどうやって乗り切るか考える。
3.変えられることと変えられないことがあると受け入れる自分の力で変えられないことを受け入れて、変えることができることに意識を向けて改善していく。
4.現実的な目標を立てて進むスモールステップでクリアできる小さな目標を継続的に立てて、進んでいく。
5.自分で決断をする課題や困難なことから目を背けずに、苦手な状況に立ち向かっていく。
6.失敗してもそこから学ぼうとする苦しい経験をしたら、そこから自分が成長したことを覚えておく。
7.前向きな考え方を自分で賞賛する自分の問題解決力に自信を持って、進んでいく。
8.長期的な視野が持てる辛い出来事にフォーカスするのではなく、長い目で考えてどのように行動するか考える。
9.希望を抱き続ける楽観的でも構わないので、「将来〇〇になりたい」など夢や目標を思い描く。
10.自分をいたわる自分の感情に寄り添って、楽しいことやリラックスできることをする。

以上の10項目を覚えておくと、精神的に辛い場面に遭遇してもより早く立ち直ることができるでしょう。

自分に何が足りないのか、10項目をじっくりと振り返ってみてくださいね。

また、レジリエンスを高めるときにポイントとなるのが、「誰かに頼る」ということです。

メンタルが弱っているときは、正しい判断ができないものです。

誰かにヘルプサインをだすことで精神的な落ち込みから早く立ち直れることがあります。

とはいえ、誰かに助けを求めることは難しいものです。

誰かに助けを求めるときは、その人との信頼関係も重要であり、誰かに助けを求めたからいつでも解決できるわけではないんですね。

そこで「温かい関係を築く」ことが大事になります。

家族、友人、同僚などさまざまな人間関係のなかで、逆境を経験した人と体験を共有することで関係性が高まりますよ。

日ごろからさまざまな人とコミュニケーションを図りながら、温かい関係を築いていきましょう。

参考:どうすればメンタルは強くなるのか
参考:レジリエンスの構築

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感謝の気持ちを表現、共有する

ある研究によると、感謝の気持ちがメンタルの強さに影響していることがわかりました。

企業において朝礼で感謝体験を語ることで、「ネガティブな出来事を学習すべき意義のある体験として捉えなおすことができた」などの効果が生まれています。

これは前向きな考え方ができている状態であり、メンタルの強さを表すのではないでしょうか。

ぜひ、日ごろの出来事を振り返って、さまざまな体験を積んでいってください。

参考:若者の「心の強さ」とその効果的支援に関する心理学的研究

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心の強い子を育てることも可能

子供

メンタルの強さは、子供のうちから育むことが可能です。

以下の3つの項目に着目して、心の強い子を育てていきましょう。

未就学児なら好きな遊びをさせる

2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンは、非認知能力を身につけるのは未就学児が効果的と述べています。

非認知能力とは、コミュニケーション能力や相手の問題を察する共感力、協調力、忍耐力、回復力、行動力、責任感といったものです。

それらの非認知能力が高い人は、ストレスに対しても耐性が高く、少々のことではメンタル的に弱くなりません。

未就学児のうちから非認知能力を高めるには、好きなだけ遊ばせて集中して取り組ませることがポイントです。

また、親などの大人が読み聞かせや料理、掃除といった手伝いをしてあげることも有効になります。

うまくできたことを褒めて、一方でうまくいかない経験も積める。

そういう環境で非認知能力が身につくとされています。

参考:産業医が見た「ストレスに弱い人」の決定的要因

就学後はクラブ活動をさせる

お子さんの就学後には、コミュニケーションを中心とした継続的な体験により非認知能力が高まります。

家族や親戚だけではなく、学校や地域、クラブ活動などで仲間とともに成功や失敗を繰り返すと非認知能力が向上していくわけです。

スポーツ選手や有名アーティストなどが精神的に強いのは、子供の頃や学生時代に仲間たちと継続的に没頭してきたことが要因です。

そのような事例からも、周囲とのコミュニケーションや物事へ没頭することが大事といえますね。

参考:産業医が見た「ストレスに弱い人」の決定的要因

親のストレスコントロールも重要

お子さんがメンタル面で強く育つには、親のストレスコントロールも重要です。

たとえば、お子さんがクラブ活動の練習で疲れて帰ってきたとします。

その際に「よく頑張ったね」と声をかけるのか「疲れていても明日は学校だぞ」と声をかけるのか。

いずれの言葉のかけ方も親次第になります。

大事なことは、お子さんの頑張りを承認して、失敗したことは次に活かせる言葉をかけることです。

そこでは親自身に余裕がないと、子供にもきつい言葉をかけてしまうでしょう。

まずは自分自身が心の余裕をもって、お子さんに接してみてください。

参考:産業医が見た「ストレスに弱い人」の決定的要因

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まとめ

メンタルの強さは生まれつきと思われがちですが、日ごろの取り組みで後天的にメンタルを強くすることができます。

メンタルの強さを身につけるには、レジリエンスについて理解することがポイントです。

レジリエンスは、心が落ち込んだ状態から素早く立ち直ることです。

レジリエンスを高めるには10項目があり、ネガティブな出来事があったときは振り返ることが大切になります。

また、誰かにヘルプサインをだすことも大事です。

それから心が強い子を育てることもできます。

未就学児は好きな遊びをさせる、就学後はコミュニケーションを中心とした継続的な体験が重要です。

親のストレスコントロールも大事になるため、どのような言葉をかけるか意識してみてください。

この記事の内容を参考にして、メンタルを強くしていきましょう。

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