「他人に振り回されている…」
「他人のしがらみから解放されたい…」
「親の言われた通りに生きるのがイヤだ!」
でも「自分の人生を生きる覚悟」ができない…
あなたはこんな想いをしていませんか?
「自分の人生は誰のものでもない!自分のものだ!」と考えてはいても、実際に行動に移すことができないで悩んでいる人や、自分の人生を生きている人を羨ましく思う人もいるでしょう。
この記事では「自分の人生を生きる覚悟」を決めるために身に付けたい9つの習慣を紹介したいと思います。
この習慣を身に付けられれば、自分の人生を生きることに対しての不安や悩みを解消できるはずです!
スグに試せるものばかりなので、読み終わった後から試してみてくださいね!
「自分の人生を生きる」てどういうこと?
あなたは「自分の人生を生きる」とは、どんなことか、答えられますでしょうか?
もちろん、明確な答えは、誰にも分かりません。
1人1人、答えが違うのも当然です。
基本的な答えがあるとしたら「自分の意思で行動し幸せになる」ことだと思います。
他人の軸を基準にした生き方ではなくて、自分を軸にして考え、行動するのです。
自分らしく思い通りに生きることや、自分が納得できる人生を生きることが「自分の人生を生きる」ことになります。
「自分の人生を生きる覚悟」を決めたいなら9つの習慣を試してみて!
「自分の人生を生きる覚悟」を決めたいのに、不安で思いとどまってしまう」
そんなときはこれから紹介する「9つの習慣」を身に付けてみましょう。
- 自信を付ける
- 自立心を高める
- 自分を優先にする
- 感情に素直に従う
- 決断に後悔しない
- 本当の自分を知る
- 嫌われる勇気を持つ
- 芯のある目標を掲げる
- 捨てることを恐れない
いきなり全部をこなそうとするのは難しいと思うので、できる事から始めてみてくださいね。
これらを実行していただくことで、あなたの不安や悩みを少しずつ解きほぐし、「自分の人生を生きる覚悟」もできるはずです!
2-1.自信を付ける
1つ目の習慣は「自信を付ける」です!
自信を付けることで、周囲の評価や意見が気にならなくなってきます。
また、現実と向き合うことを恐れて、決断を先延ばしにするクセを減らせるでしょう。
自信がない人は、ネガティブ思考な傾向があります。
ちょっとした失敗やミスをいつまでも引きずったり、いつも何かに対して不安に思ってしまったり、ウジウジするのです。
アメリカの心理学者である ウエイン・W・ダイアー は、著書『自分のための人生』で、「人生で無益な感情」として「過去への自責の念」と「未来への不安」を挙げています。
そして、過ちから学ぶことは健全なことだが、それで傷ついたり、落ち込むことは不健全だと述べているのです。
この「過去への自責の念」と「未来への不安」を拭い去る方法は「神経症的な行為を追い出そう!」という強い決意になります。
自信が付いたら、後悔や不安から解放され、強い決意も持てるようになるのです。

2-2.自立心を高める
2つ目の習慣は「自立心を高める」になります!
他人へ依存したままでは、本当の意味で「自分の人生を生きる」ことはできないからです。
対人関係では、相手の生活に対して干渉しすぎることは控え、適度な距離感を保ち、自分の人生を大切にしてください。
また、自分の人生を生きようとすると、親や恋人など、反発する人も出てくるでしょう。
ウエイン・W・ダイアーは「認められることは必要なことではない」としていて、認められない場合は「指摘されたことが自分の成長につながるものならば、その指摘をしてくれた人に感謝することで自立への1歩を踏み出せる」と述べています。
自立心を高め、他人への依存を減らすことで「自分の人生」を歩み始められるのです。

2-3.自分を優先にする
3つ目の習慣は「自分を優先にする」になります!
他人と比べずに、自分にフォーカスをあてて生きることが大切だからです。
「他人の幸せより、自分の幸せを優先する」といった感じになります。
「働く」ということも、誰のためでもなく、自分のためにすることです。
生活の中では、家族や他人に対して奉仕をしなければならないシーンもあると思います。
その場合は「奉仕することで自分には一体どんなメリットがあるのか」を考えるようにすると良いでしょう。
また、ウエイン・W・ダイアーは「他人の価値ではなく、自分の価値を大切にするように」と述べています。
自分を誰かと比較することは、自分よりも他人の価値を大切にしてしまっている証拠なのです。
他人の意見や基準で物事を判断するのではなく、自分を優先してみましょう。

2-4.感情に素直に従う
4つ目の習慣は「自分の感情に素直に従う」になります!
自分のことを自分で決める「勇気」が必要になるからです。
「決断を下す」という行為は、意外と勇気がいります。
人間は「好奇心」より「慎重さ」を重視する傾向にあるので、自分のやりたいことに制限をかけてしまっているんです。
感情に素直に従えないと、自分の人生を生きることは難しいですよね。
ウエイン・W・ダイアーは「自分らしく生きたい」のにそうできない場合は「今あなたが乗っているレールから思い切って外れてみると良い」とし、「いきなりレールから外れるのが怖いと思う方は”欲しいものを全て手に入れる”という空想を楽しむことから始めてみると良い」と述べています。
自分の感情に素直に従い続けていくことで、勇気が持てるようになるのです。
2-5.決断に後悔しない
5つ目の習慣は「決断に後悔をしない」になります!
後悔し続けることで、今後、決断を下すときに臆病になってしまうからです。
では、後悔しない決断を下すにはどうすればよいのか。
後悔しないためには、しっかり考えることが大切です。
当たり前のようですが、その決断が正しいかどうかは、あなたにしか分かりません。
人生は取捨選択の連続なので、間違うこともあると思いますが、そのたびにクヨクヨするのはやめましょう。
物事を決断するときは「本当にこれで後悔しない?」と自分に問いかけてみると良いです。
決断を下すことに臆病になっていては「自分の人生を生きる覚悟」の一歩は踏み出せません。
しっかり考えてから決断を下すようにしましょう。

2-6.本当の自分を知る
6つ目の習慣は「本当の自分を知る」になります!
本当の自分を知ることで、自分にとっての本当の幸せを理解できるからです。
情報過多な世の中になっているので、自分の意見を見失うことはありませんか?
特にSNSを眺めていると、いろんな意見を見聞きするので、他人の意見に流されてしまうこともしばしば。
人間誰しもが「何役もの自分」を演じて生きています。
学校での自分、職場での自分、友達に見せる自分、家族に見せる自分、1人の時の自分。
その中でも「本当の自分」を知ることができれば、他人を基準にした意見ではなく、自分を基準にした意見や考えが持てます。
自分を軸にした考え方ができると、他人に流されず、自分の人生に対する覚悟が持てるようになるのです。

2-7.嫌われる勇気を持つ
7つ目の習慣は「嫌われる勇気を持つ」になります!
自分の人生を生きるということは、他人の人生から外れ、バッシングを受けることもあるからです。
「両親の言いなりになるものか!」
と反発したら、親もきっとあーだこーだと言ってくると思います。
このような意見の食い違いや衝突が原因となり、嫌われることもあるでしょう。
心理学者・精神科医であるアルフレッド・アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と述べています。
自分の人生について、100%の理解を周囲に求めることはできませんし、好かれることも難しいです。
自分の人生を生きる覚悟を決めるには、嫌われる覚悟も必要でしょう。

2-8.芯のある目標を掲げる
8つ目の習慣は「芯のある目標を掲げる」になります!
芯のある目標を掲げることで、目標に向かいブレずに行動ができるようになるからです。
6つ目の「本当の自分を知る」と少し似たところがありますが、他人に流されそうになったときは、掲げた目標を思い出すことで、自分の軸で物事が判断できるようになります。
自分に対するルールや自分なりの哲学を持つこともおすすめです。
他人の価値観や常識に捉われずに、自分の感覚で物事が判断できるようになります。
人生において「絶対に叶えたい目標」を掲げることで「自分の人生を生きる覚悟」を決めるときに、背中を押してくれることでしょう。

2-9.捨てることを恐れない
9つ目の習慣は「捨てることを恐れない」になります!
何かを決断するとき、それは何かを捨てることになるのです。
大げさかもしれませんが、親から離れる決断をすれば、親を捨てることになります。
また「自分の人生を生きる」ためには、過去の価値観や経験が足かせとなることも。
「これをしてはダメ」
「これをしたら迷惑をかける」
など、他人から刷り込まれたことが蓄積されて、行動に移せなくなるのです。
新しい人生を生きるためには、過去の価値観や経験も捨てることにしましょう。
捨てることを恐れていては「自分の人生を生きる覚悟」はいつまでたってもできません。

自分の人生を生きる覚悟ができない理由は?
「自分の人生だから、自分の好きなように生きたい!」
とは、だれもが思いますが「なかなか重い腰が上がらない…」という状況になっていませんか?
「やる気はあるのに、なぜだか行動に移せないんだよな…」
なぜそんなことになってしまうのか、原因を2つあげてみましょう。
- 完璧主義者だから
- リスクを伴うから
この2つの思考は、知らず知らずのうちに、我々の心の奥底に根付いてしまった感情なので、言われるまで気づかないことが多いです。
詳しく見ていきましょう!
3-1.完璧主義者だから
自分の人生を生きる覚悟ができない理由1つ目は、「完璧主義者だから」です。
人生に対する目標を完璧にこなそうとしているので、いつまで経っても行動に移せません。
「人生1度きりだから」というプレッシャーのあまりに、慎重に目標をこなそうとしてしまいます。
目標を定めて、いざ踏み出そうとすると、本当にそれで失敗しないか心配になって、先に進めなくなるのです。
目標に対して完璧にこなそうとするがあまりに「覚悟」することを先延ばしにしてしまいます。
『ハーバードの人生を変える授業』の著者である タル・ベン・シャハー は、完璧主義を目指すのではなく、最善を尽くすことをベストとする「最善主義」を推奨しています。
物事を「完璧」にこなすことは難しいので、今できる「最善」を全力で尽くしてみましょう。
3-2.リスクを伴うから
自分の人生を生きる覚悟ができない理由2つ目は、「リスクを伴うから」です。
自分の人生を生きるということは、自分で何もかもを決断し、リスクを背負わないといけません。
リスクを背負うことを負担に感じて、覚悟を決めるのを先延ばしにしてしまいます。
たとえば…
くじを引いて当たりが出たら、100万円がもらえます。
ハズレが出たら、100万円を支払わないといけません。
この場合、はずれを引いた時のリスクが大きいから「くじを引きたくない」と感じる人が大半だと思います。
このように、リスクを伴うことを恐れていると、覚悟を決めることができません。
「責任」を背負うということも同様です。
「自分の人生を生きる覚悟」をすると得られる5つのメリット
「自分の人生を生きる覚悟」ができると、どんなメリットがあると思いますか?
「自分の人生を歩める」というのは大きなメリットの1つですが「自分の人生を歩む」ことで得られるものを、5つにまとめてみました!
- 自信が付く
- 理想像に近づく
- 活気があふれてくる
- 誰かのせいにしなくなる
- 周囲の視線が気にならない
自分の人生を生きることは難しいことですが、得られるメリットは自分の人生を豊かにするものばかりです。
誰かからの束縛や解放を願う人にとっては得られるものが多いと思います!
4-1.自信が付く
「自分の人生を生きる覚悟」をすることで、自信が付きます!
覚悟を決めた人には、自分の「軸」が形成されているので、迷いがないです。
他人の意見に流されずに、自分の意見を貫けるので、ブレもなくなります。
くよくよしたり、失敗を引きずることも減るでしょう。
4-2.理想像に近づく
「自分の人生を生きる覚悟」をすることで、自分の理想像に近づけます!
覚悟を決めている人の頭の中では、夢・目標・将来のビジョンが明確になっています。
それらのビジョンに向かって前進するのみです!
ビジョンに向かって進むということは、理想の自分に近づけるということになります。
ビジョンが明確になることで、自分の納得のいく選択ができるようになるのもメリットです。
4-3.活気があふれてくる
「自分の人生を生きる覚悟」をすることで、活気があふれてきます!
覚悟を決めている人は、自分の思い描いている未来へ進むだけなので、毎日が充実し、活気があふれてくるのです。
活気があふれることで、キラキラとした毎日を過ごせるようになり、周囲からの受ける印象や評価も変わるでしょう。
ネガティブ思考も減らせるので、身も心も軽くなります。
4-4.誰かのせいにしなくなる
「自分の人生を生きる覚悟」をすることで、誰かのせいにしなくなります!
覚悟を決めている人は、他人への依存が減らせているので、問題が発生しても誰のせいにもせずに、自分で責任を取れます。
誰かのせいにしたときに感じる「罪悪感」や「後悔」をしなくて済むのです。
誰かのせいにしなくなることで、他人への依存も減らせることでしょう。
4-5.周囲の視線が気にならない
「自分の人生を生きる覚悟」をすることで、周囲の視線が気にならなくなります!
覚悟を決めている人は、自分の価値観を大切にできるからです。
他人の基準で物事を考えずに、自分の基準で物事を考えるので、他人がどう思っていようが、思われていようが、関係ありません。
自分の意思を尊重し、自分を大切にする生活が送れるでしょう。
「自分の人生を生きる覚悟」を後押しする名言
ここからは「自分の人生を生きる覚悟」を決めようとしているあなたに向けて、偉人たちが遺した名言を3つ紹介いたします。
音楽や映画を聞いて、感動したり、勇気づけられたりすることってありますよね。
偉人たちが遺した言葉たちも、音楽や映画のように心の奥底に響き渡り、あなたの明日からの活力になってくれること間違いなしです。
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。
アルフレッド・アドラーは、書籍「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」を確立した心理学者・精神科医です。
他人と比較しがちな現代において「自分の人生を自分で決めていいんだ」とそっと背中を押してくれる言葉になります。
成功の道はただ一つ。自分だけの生き方を見つけることだ。
クリストファー・モーリイは、アメリカの作家・ジャーナリストです。
様々なシーンで「成功」という言葉が使われますが「自分の人生を生きられたとき、それが真の”成功”なんだ」と気づかさせてくれる言葉になります。
今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?
スティーブ・ジョブズは、米アップル社の創業者として有名ですよね。
「今やっていることは、本当に自分がしたい事なのか」と心に強く突き刺さる言葉で、ハッとさせられます。
自分の人生を生きる覚悟を後押しする本
「自分の人生を生きる覚悟」をしようとしているあなたへ、ぜひ読んでいただきたい本を3冊紹介いたします!
読むことで背中を押してくれることはもちろん、共感もできるので、悩んでいたことが取り除かれていき、気持ちもラクになりますよ。
宿題や課題の締め切りが迫ると、焦ってしまいますよね。
人生にも締め切りを設けてみたら、本当にあなたがやりたいことが見つかるかもしれません。
何がしたいのか、何を大切にしたいのかを明確にして、悔いのない人生を送りたい方に読んでもらいたい1冊です!
アドラー心理学では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とし、対人関係の改善方法を、対話形式で解き明かします!
自分の人生を生きることに対して、反対する人もいるでしょう。
そんな対人関係の悩みを解消したい方に読んでもらいたい1冊です!
人と比べることに疲れてしまった方に送るエールが込められています。
本書の内容に共感の嵐が起こること間違いなし!
ありのままの自分で居続けたい方に読んでもらいたい1冊です!
「自分の人生を生きる覚悟」を決めたい人が身に付けたい習慣のまとめ
「自分の人生を生きていない」人は、誰かの言いなりになったり、束縛されたりしているかもしれません。
「自分の人生を生きる」ということは、自分の意思で判断し、幸せになることです。
そのためには、リスクや責任を背負ったり、今まで積み上げてきたものを捨てたりしなければいけません。
その「覚悟」ができない場合は、今回紹介した9つの習慣を試してみてください。
「自分の人生を生きる覚悟」を決めた先には、誰にも縛られない、解放感あふれる未来が待っているでしょう!