「HSS型HSPだと分かっていてもストレスが溜まりやすい…」
「衝動的に行動してしまうせいで悩みが多い…」
HSS型HSPのあなたはそう感じることが多いのではないでしょうか?
今記事では、そのようなHSS型HSPの皆さんに向けたストレス解消法について詳しく紹介・解説していきます!
HSS型HSPは生きづらいと感じやすい
HSS型HSPのあなたは、他のHSPに比べてHSPだということが理解されにくく、「生きづらいなぁ」と感じることはありませんか?
なぜそう思うのか、その原因を解説していきますのであなたが何故悩んでいるかを自己分析していきましょう。
世間では浸透していない個性
最近は「HSP」、または「繊細さん」という単語が書籍やテレビによって浸透しつつあります。
しかし「HSS型」という単語はまだ知らない人が多く、世間に浸透していない個性であるのが事実です。
現在はまだネット上でもHSS型HSPに関する情報が少なく、HSPに関する記事などを読んでいても共感しにくいということから、ストレスが溜まる原因になることがあります。

HSSとHSPの二面性を持つこと
HSSというのは「High Sensation Seeking」の頭文字を取ったもので「刺激探究型」を指す用語です。
HSS型の人は、周りの刺激に敏感で、好奇心旺盛であることが特徴とされています。
この個性を持つ人は、周りから比較的アクティブであるという印象を持たれることが多いことも特徴です。
HSPは、「音」「相手の表情」「身体的刺激」に敏感で、アーティストに多く見られる個性だということが知られていますね。
HSS型HSPの人はそれら2つの個性を併せ持った人のことで、上で解説したHSS型とHSPの二面性を持ちます。
刺激を求めるHSS型の個性から、様々なことにチャレンジしたりいろいろな人と話す機会はありませんか?
それらの行動が刺激に敏感なHSPの個性に反応してしまうことで、他のHSPよりも疲れやすく、ストレスが溜まりやすいです。
好奇心に任せて行動したことを後悔しがち
HSS型のあなたは刺激を求める個性から、自分の好奇心に正直で、衝動的に行動してしまうことが多々あります。
周りの人よりも多く行動することから、行動した結果が思うようについてこない場合がありストレスに感じてしまう場面があるのではないでしょうか?
また、衝動時に行動したことに対して他人に迷惑をかけてしまった…という経験があると、ひどく反省し後悔するのもHSPの特徴と言える点で、ストレスや疲れが溜まりやすい原因の一つとなります。



「人と違う」ことに対してストレスを感じやすい
実際HSS型HSPは日本の人口の約6%と言われているので、
「自分は人と違うんだ・・・」
「周りの人に自分の個性を理解してもらえない・・・」
と感じることが多いのではないでしょうか?
環境によってはあなたと同じ個性を持つ人が必ずしも近くにいるとは限らず、共感してくれる友達や知り合いが少ないと感じることもあります。
周りに理解されにくく、共感されにくいということからもストレスが溜まる要因となり、生きづらいと感じる原因の一つとなるかもしれません。

HSS型HSPのストレス解消法
HSS型HSPは上でお話したように、疲れやすくストレスがたまりやすい個性ですので、HSS型HSPのあなたに合うストレス解消法を紹介していこうと思います!
性質・体質ではなく個性だと受け取る
今記事でも「個性」という表現を多用していますが、「自分は周りの人と違う」とストレスを感じる要因の一つに、「直せない性質・体質」と受け取ることがあります。
あなたもご存知の通り、HSS型HSPは病気ではありません。
HSS型HSPは個性であり、あなた自身であることを理解し、受け止めましょう。
HSS型HSPは決して悪いものではなく、一つの個性です。
あなたの周りにも様々な人がいる中で、探究心が強く、刺激に敏感であることがあなたの長所であり、短所でもある個性です。
しっかり自分の個性を受け止め、うまく付き合っていく方法を模索していきましょう!

夜に考えてしまう癖がある人は睡眠時間を8時間以上確保する
HSPの皆さんに共通の悩みとして「夜眠れない」ことがあるのではないでしょうか?
その日失敗したことや、自分の発言によって相手を傷つけてしまっていないかなどの一人反省会をすることはありませんか?
特にHSS型HSPのみなさんは、好奇心に任せて行動したことを後から深く考えることがあると思います。
眠れない日が続くと…
夜眠れない
↓
疲れが取れない
↓
気持ちの整理がつかない
↓
次の日も眠れない
↓
・・・
という悪循環に陥ってしまう可能性があるので、人より多くの睡眠時間をとるように心がけましょう。
就寝前の注意点の例は以下のとおりです。
- 寝る前にテレビ・スマホ・パソコンを見ていないか
- 寝る前に激しい運動はしていないか
- 寝る前に食事をしていないか
疲れやストレスをへらすためには、早く寝るだけでなく質の高い睡眠をとることも大事ですよ!
おすすめの入眠法は、手先・足先から順番に意識して体の力を抜いていく方法です。
是非試してみてください!
自分の個性を信頼できる人に打ち明けてみる
HSS型HSPのみなさんは、一人で悩みを抱え込んでしまうことがあるのではないでしょうか?
自分の個性を、家族や親友等、信頼をおける人に話してみるというのもストレス解消法の1つになります。
心の中で思っていることを口に出すだけで頭の中が整理されることがあるので、自分の気持ちを整理するために口に出して話すことも重要な点です。

考え事はお風呂にゆっくり入りながら
常日頃から刺激に敏感なHSPのみなさんは、常に何か考え事をしてしまう癖があるのではないでしょうか?
普段から考える癖がつくと、一日が終わるころには疲れ切ってしまい、次の日も疲れが取れない原因の一つになります。
「考え事はお風呂に入った時」と自分の中でルールを決めておくことによって、一日の疲れをとりながら頭の中を整理するいい機会になりますよ!
周りの刺激に敏感な一人の時間はイヤホンで音楽を聞く
学校や仕事場へ移動する最中や、待ち合わせの際などの一人の時間は、周りに多くの刺激があるためHSPのみなさんにとっては疲れがたまりやすい時間の一つです。
周りの刺激を少しでも減らすために、移動中などの一人の時間はイヤホンで好きな音楽を聴く時間をとるようにしましょう!
最近はノイズキャンセリングの技術が発達し、周囲の音をほぼシャットアウトしてくれるイヤホンがあります。
「イヤホンをしていても周囲の音が気になる…」
という方は調べてみてください!
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溜め込みがちなストレスや自分の感じていることをメモに書き出す
HSS型HSPのみなさんは、「あれをやってみたい」「これが嫌だった」「この人が苦手」など、多くのことを考えながら自分の中にため込みがちです。
信頼できる人に話してみるというのも一つのストレス解消法で紹介しましたが、なかなかうまく話せない…話す勇気がない…という方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、ノートとペンを用意して、自分が感じていること、思っていることをひたすら書きなぐっていくのもおすすめです。
自分が今何を感じているのかを目に見える形で書くことによって、根本的なストレスの原因が見つかる場合もあります。
HSS型HSPが持つ特性を活かす方法
HSS型HSPのみなさんが持つ特性をどのような場面で発揮できるかをいくつか紹介していきます。
人一倍の行動力を仕事に活かす
HSS型HSPの個性とされている好奇心旺盛な特性は、その人の行動力の素晴らしさを表しています。
やらなければいけないこと、やったほうがいいことに対してすぐに行動できる力を持っていますので、仕事の場面はもちろん趣味や副業などにも活かせることが多いです。


観察力が長けていることで人のいいところがわかる
HSPの皆さんは周りを観察する力が長けています。
人を観察する力も十分に備えていますので、周りより人のいいところを見つけるのが得意です。
普段の何気ないおしゃべりから相手のいいところを探し、さりげなく話すことで周りから好印象をもたれることがあります。
試してみましょう!

人の感情を予測して気遣いができる
人を観察する力を活かし、相手の表情・仕草を他の人より深く読み取ることができます。
接客業をしている方はお客様一人一人に合わせた接客ができることに繋がりますし、さらに普段の会話でも相手の感情を考えながら話をすることが得意です。
周囲からは「空気を読むのが上手い人」という印象を相手に与えることができます。

人よりも考える力があるのでアイディアが出やすい
HSS型HSPの方は人よりも考える力・悩む力が長けているので、アイディアを出さなければいけない場面で大いに活躍することができます。
また、人より率先して動ける行動力もありますので、自分の考え出したアイディアを最後までやり遂げる力も人一倍持っているでしょう!
まとめ
今記事では、HSS型HSPのあなたに向けてストレスの原因〜ストレス解消法をいくつか紹介してきました。
今回紹介したストレスの原因は以下の4つです。
- 世間の認知度から周りに理解されにくい個性
- HSS型とHSPの二面性によるストレス
- 好奇心旺盛なことに対するストレス
- 「人と違う」ということに対するストレス
これらに対して紹介したストレス解消法は以下の6つになります。
- HSS型HSPを個性と受け取る
- 睡眠時間を多く摂ることを意識する
- 自分の個性を周りに打ち明けてみる
- 一日の考え事はお風呂に入る時とルールを決めておく
- 一人の時間はイヤホンをつける
- 自分の考えていることをメモに書き出す
HSS型HSPは個性だと受け止めた上で、下のような特性を活かし素晴らしい個性を生かせる場所はたくさんあります。
- 人一倍の行動力
- 観察力
- 考察力
あなたがあなた自身を受け止めれるために、少しずつ自分と向き合っていきましょう!

